知っておきたい帽子の種類と特徴

知っておきたい帽子の種類と特徴

ポピンズで取り扱っている帽子、このブログに登場する帽子をご紹介します。

キャプリーヌ

キャぺリン、キャぺ、ともいいます。

ブリムが長くてエレガントなフォルムです。 夏の日よけ対策には一番ですね。

ブリムがとても長いものはいわゆる女優帽とかマダム帽とかいうようです。
エレガントではありますが、ひらひらして前が見えなくなることがあるので、特に自転車にのる場合はブリムがあまり長くないものの方がいいと思います。

自転車に乗らないのであれば、ブリムが長いものもおしゃれです。

前のブリムが折り上げられて、そのまま止まっていてくれるものもおすすめします。
ブリムがやさしい印象になり似合う人が多くなります。
下向きブリムの方が折り上げやすいです。

ブリム全体にぐるぐる巻きにステッチをいれることを“オールステッチ”といいますが、硬くて丈夫になり、折り上げやすくなるのでためしてみてください。
洗える帽子の中でこのオールステッチがはいっているものは、洗っても型崩れしにくいです。

パラバンタルのキャプリーヌ

中折れ帽

男性用の代表格みたいな帽子です。一昔前のハリウッド映画、ヨーロッパの映画でたくさんでてきますね。素材は冬用ならツイードやフェルト製のもの、夏用はパナマなど幅広いです。クラウンがへこんだ形で、へこんだ前部分を指三本(親指、人差し指、中指)つかって かぶったりぬいだりすると格好いいです。しっかり、かっちりのイメージが強いですが最近はカジュアルでもOKなものもふえてきています。最近は女性でもよくかぶっています。へこみがしっかりしているとその分高さが増してしまうので、抵抗のある方はへこみが少ないものを選んでみてください。もしくは、あまり硬くないものなら親しみやすいと思います。最初からわざとゆがんだ形に型入れしてあるのもおしゃれです。

ドラマーの帽子 ~インディみたいな帽子

テンガロンハット

中折れ帽のブリムの幅がひろくて、サイドがそりかえったかたちのものです。 カウボーイハットと同じと考えていいと思います。紐がついているのが特徴です。中折れ帽より元気なイメージです。
テンガロン(カウボーイ)ハット

クロッシェ

クロッシュと書いたりもします。釣り鐘、という意味で、比較的クラウンが深くブリムの傾斜が急なものを指します。クロッシェ

キャノチエ

いわゆるカンカン帽のことです。クラウンが円筒形、ブリムが平たいのが特徴です。カンカン、というコトバは、たたくとカンカン音がするくらい硬いところからきているようです。ユニークな形ですが、そこまで硬いのはかぶりごこちがいまひとつ、ということが多いです。カンカン帽

ベレー

つばがなくて、たっぷりしたクラウンだけの帽子です。服は着たけれど、あともうすこし、なにか頭にのっかってると決まるのにな、 というときベレーは便利です。ひとつめは柔らかくていろいろに形が変えられるものがおすすめです。比較的硬い、形そのものがきれいだったりユニークだったりするのもあるので ふたつめはそういうのを選んでみてもいいかもしれません。ベレー ベレーのおはなし  

キャスケット

ベレーみたいなたっぷりしたクラウンに、前だけにブリムがついた帽子です。これも似合う方が多い帽子です。年配の方や男性にもおすすめです。ブリムがユニークな形で、どこを前にしてもいいものだとおもしろくかぶれます。 キャスケット

ハンチング

もともとベレーが原型のようです。 狩猟のときに被ったのがはじまりだとか。男性用ですが、女性でもかぶれます。浅目のクラウンに、前に小さいブリムがついています。かぶり心地としては浅いのはすこし頼りないかんじですが、最近はバリエーションが増えて、ハンチングベレーとか、ハンチングキャスケットとか、ベレーやキャスケットとの間ともいうようなものあり、よりかぶりやすい形のものも増えてきています。ただそうなると形がハンチングぽくはなくなってきます。クラウンが深めで前が平たいのはカモノハシ型とよばれていますが、これなどはハンチングのシルエットを保ちつつ被りやすさも追求した形だと思います。ハンチングは特にジャストサイズ、もしくは気持ち小さめくらいのサイズのものを選んだほうがいいです。ハンチング

トップハット

シルクハットで有名な形の帽子です。もともと紳士用で、高いクラウンと平たく短いブリムが特徴です。本格的なトップハットはかぶる機会はないのが普通ですが、最近は硬い接着芯をつけたトップハット型の布の帽子などもあります。かなり個性的でおしゃれです。クラウンの高い帽子はぴったりサイズでないと落ちてくるので注意が必要です。トップハット

トーク

トルコ帽のことです。ブリムのない、円筒形の帽子です。フェルトを型入れした冬の帽子や、芯の上にシルクなどの高級素材をそわせた室内用の帽子が代表的です。   

セーラーハット

ブリム全体が反りかえっているのが特徴です。反り返った形に型入れしてある帽子をさします。顔が明るく見え、若々しい印象になります。 子供の帽子に多いデザインですが、大人でもこのタイプが似合う方は多いので試してみてほしいです。 ブリムの前だけが反り返っているのはブルトンといって、セーラーハットと区別することもあります。 

チロリアン

ブリムのうしろが反りかえっているのが特徴です。年配の方で腰が曲がって首が前に出てしまっている人は、ブリムのうしろが肩や首についてうっとうしくなりがちなので、チロリアンのように後ろが曲げられるタイプを選ぶといいと思います。傾斜が急な方が曲げられます。  

ボーラーハット

山高帽といわれているものです。 クラウンが丸みを帯びた四角の、チャップリンがかぶっているような形の帽子です。フェルトを型入れした帽子が一般的です。 男女問わずかぶれます。   

フード

頭全体を包みこんで、耳あてのある帽子です。 フード

チューリップハット

クラウンとブリムが分かれていない形の帽子です。トップクラウンのあるものとないものとがあります。リバーシブルで楽しめるものが多いです。 チューリップハット  

キャップ

もともとはブリムのないものをキャップというのですが最近はいわゆる野球帽を言うようです。クラウンは頭に沿った形で、前にブリムがついています。   

サファリハット

アウトドア用の、冒険家がかぶっているような布の帽子です。紐がついているのが特徴です。カーキ色が一般的ですが、このごろはカラフルな色のサファリハットも見かけるようになりました。 似合う方の多い形です。紐のついていないものだと気軽にかぶれるので 試してみてください。エッジにワイヤーがはいっていると楽しめます。  

カサブランカ

映画“カサブランカ”で、イングリッド・バーグマンがかぶっている、 ブリムがおわんをふせたような形になっているものです。とてもおしゃれです。透けた素材でできたものだともっといいと思います。  

ボンネット

ボネともいいます。 本来のボンネットはとても意味が広いようですが、ここでは“ボンネット型”帽子ということでご紹介します。ブリムの前部分は傾斜がゆるやかで、耳部分が急になった形の、女性的なシルエットの帽子です。  

サンバイザー



クラウンのない(オープンクラウンといいます)つばだけの帽子です。


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