麻ブレードの帽子NO.2
1センチ幅の麻ブレードを染めてみました。
ナチュラルな生成りのような色でしたが、クラウンのトップとブリムのエッジが茶色で、ちょうど頭囲にあたる 部分が緑になるようにグラデーションで染めました。
ブレードの幅と重なりを考えて計算し、目印をつけてそめていきます。
もっとじわっと色がかわっていくふうにしたかったのですが、グラデーションの部分が短かすぎて、 ツートンカラーみたいになってしまいました。
でもそれはそれでおもしろい帽子になりました。
“抹茶とあずきみたい!!”と、よく言われました。
かぶっているうちに退色していく過程も楽しい帽子です。
かざりは同じブレードで花を作るつもりでしたが、 花びらを面で表現すると、とても厚ぼったくて暑い感じになってしまったので、 線で表現しました。
ブレードに、造花用の細いワイヤーをボタンホールステッチでとめていき、 宙にうかせた感じで巻いていきました。
花芯にはパールのペップ、細い皮紐をくるくるさせてとめ、異素材の組み合わせが楽しい 帽子になりました。
丸Bクラウンという、頭の上の方が下よりも大きい木型にいれていき、 そのあとで自由にへこませ、糸で裏側からとめつけていきました。
ブリムのエッジにもワイヤーをいれ、好きな形にすることができます。
エッジのワイヤーが銀色に光っているのも涼やかです。
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★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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