シナマイの帽子NO.2　シナマイを芯につかったばらの帽子

シナマイの芯の上にふわっとした布地をのせたような帽子をつくりたい と思って作りました。

こういう場合はクラウンの裏地はなく、表地を芯に半返し縫いで とめつけていったりします。

裏から糸が見えてもいいみたいです。

まずトップクラウン（頭のてっぺんの、皿みたいな部分）として丸く切った布を 半返し縫いでとめます。

それにサイドクラウンとして、布を輪にして輪の部分に糸をとおすやりかたでつくりました。 （これをやってみたかったのです）

ブリムは特急下がりという、一番急な角度のブリムの木型で型入れした あと、くるんとそりかえしました。

かざりはピンクのシルクオーガンジーでバラをつくって、 白いオーガンジーリボンを無造作なかんじでとめていきました。

ブリムの谷の部分にぬいとめるのがとても難しかったです。

小柄でチャーミングな年配のご婦人にいい帽子だなあ、と思ってましたが、 ぴったりの方があらわれ、うれしかった思い出があります。

帽子プロデューサー みすみ

★京都の帽子屋さん＊帽子屋ポピンズ　帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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