ハード芯のモガ風帽子
帽子の学校の、“ハード芯の帽子”の授業で作りました。
芯はバクラムといって、うすく削った木をたてよこに組んだシートのようなもので作りました。
最近はこのバクラムを作る技術をもった職人が居なくなり、もう入手困難になっているようです。
このバクラムを木型にそわせて芯を作ります。
トップクラウンとサイドクラウンの2枚に分けて型入れし、ドッキングさせました。
布を選ぶときはお題がありました。 柔軟性、伸縮性、可塑性があり、弾性が少ない、織りの粗いもの・・・
ひとつひとつのことばにちゃんと意味があるのです。
なんだかよくわからないけどとにかく布をみてみよう、それなら布の多いところ、と思い 初めて日暮里繊維街に買い物に行きました。
布をひっぱったりしながら吟味し、この布に決定。
先生からもOKがでて、ほっとしました。
この授業ではもうひとつ、レコードを使ってブリムの型入れをする、というお題がありました。
レコードとは、直径40センチくらいの、厚みのある円盤型の板です。
その円周部分を使ってバクラムを沿わせていくのでエッジ部分が輪になっているのです。
円盤型になったバクラム芯をすきなブリムの木型に型入れします。
エッジに厚みがあるのでふわっとした印象ですが、いざとなったらヘルメットがわりにもなりそうな帽子です!?
いや、やっぱり防災頭巾くらいかな?
モガというのはモダンガールのことで、大正時代のモガがかぶっている帽子をイメージしました。
バックルですが、アルミのバックル状のものに細い筒状の布をとおしていき、 自分でバックルを作ることのできるものを入手したのでやってみました。
でも布が厚すぎて断念。白いプラスチックにしました。 裏地にはレトロな花柄を選びました。
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★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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