temple-story鈴虫寺ものがたり, 京都で出会ったこと
鈴虫寺ものがたり, 京都で出会ったこと ,

すず虫寺に行ってきました 前編

 

きょうはとっても寒かったですね。 朝起きたら銀世界でした。

IMG_4991.jpg

比叡山も雪化粧。

IMG_4992.jpg

昨日の天気予報では今日は最高温度3℃。最低-2℃。

ブルブル。

そんな中、行って来ましたよ。鈴虫寺に。

なぜ今頃、なぜ鈴虫寺かっていいますと。。。

実はわたし、虫好きなのです。

10年以上前から鈴虫を飼ってます。

最初はたしかオスメスあわせて15匹くらいだったと記憶してます。

それが一度も外と混血することなく世代交代をつづけ、10年飼いつづけています。

ふつう鈴虫は6月くらいにうまれ、9月くらいに鳴きはじめて冬が来る前に 卵を産み、死んでしまいます。

最初はそのくらいのサイクルだったのですが 年々生まれる時期が早くなってきてるのです。

去年は4月はじめくらいに生まれ、7月はじめに鳴き始め、9月のはじめごろ全滅しました。

それにつれ、6年ほどまえから 11月くらいに生まれてしまう周回遅れならぬ半周回早生まれもでてくるようになりました。

でも例年そういうのは2、3匹で、寒さに耐え切れず小さいうちに死んでしまっていました。

ところが去年はなんと、20匹ほど孵化し、脱皮をくりかえして 成虫ちかくまで成長したのが6,7匹ほどもいたのです!

これ、去年の12月の写真です。 わかりにくいですが、触角が確認できますね。

これがけっこう大きくなった鈴虫です。

IMG_4657.jpg

高いキュウリも買って、こんなこともあろうかと用意しておいた餌もやって 慈しんでいたのですが、

1月20日ごろにやはり今回も全滅してしまいました。

年を越したのははじめてだったので、もしかして 鳴くくらいまでいくんじゃないかと思ったんですけどね。

 

 

で、鈴虫寺です。

このように鈴虫は寒さに弱く、普通冬には生きていません。

なのに鈴虫寺では一年中、鈴虫が“生きている”どころか“鳴いている”と、 どの本にも書いてあります。

客寄せのためのウソなのか、うちの鈴虫のようにトチ狂って生まれて 奇跡的に生き延びたのが数匹弱々しく鳴いている声を大げさに表現しているのか。

 

鈴虫寺は前から気になっていました。

実は私、2004年まで、奈良やら滋賀に住んでまして、そのころ 繁殖しすぎた鈴虫をひきとってもらえないか 鈴虫寺に一度電話したことがあります。

ダメモトでしたがなんとOKでした!!

 

そのときは夏だったのでお寺の庭に鈴虫がワンサカいて、そこに私の鈴虫を放つのを想像してました。

けどやっぱり行くのが面倒になり近所の草むらに放ちたので結局真相はわからずじまいでした。

 

夏はそんなふうだとして冬はどうしているのだろう。。。

そのときは考えてもいませんでした。

庭など外にいるのなら鳴くどころか生きてるのもむずかしいはず。

では冬になったら家の中に導き入れるのか。。。

どうやって?

もしや冬には庭がビニールハウスで覆われるとか?

庭とかじゃなくて比較的温かそうな竹やぶのようなところなのかな?

それともずっと家の中なのか?

でもそしたら全国からくるかもしれない鈴虫をどうやって受け入れるのだ?

 

京都に住んでいるからにはぜひ一度行ってみたいと思ってました。

行くからには鈴虫が普通なら生きていない冬。

それから鈴虫はぬれると鳴きません。

もし雨の日に行って、鈴虫が外にいて鳴いてなかったら 雨だから鳴いてないのか寒いからなのかわからないので 晴れてなくてもいけません。

 

決行の日をうかがっているうちに こんな出会いがありました。

京都には実にいろんなフリーペーパーがあって、 地下鉄の駅なんかによくおいてあります。

そのなかのひとつ“ハンケイ500メートル”。

IMG_4989.jpg

 

このタイトルの意味ですが、毎回ひとつのバス停(!) を決め、そのまわりハンケイ500メートルの中にある お店、職人さんを紹介しているんです。

バス停の周りで一冊本ができるなんて、すごいですよね。

こんなこと、うちの実家では有り得ません。

よくあるエステなどのうるさい広告が一切ないのも気に入って、 よく読んでいます。

その最新号なのですが、これをひっくりかえしたところに・・(裏表紙というのかな?)

IMG_4990.jpg

のっていたのですよ、鈴虫寺が。

どんなことでもひとつだけ願い事をかなえてくれるお地蔵様もいるんだそう。

もうこれは行くしかないね!

 

というわけで、冬の寒ーい晴れた日。 本日(2/18土)、 行ってきました。

保存

つづき すず虫寺に行ってきました 中篇


Category : 鈴虫寺ものがたり, 京都で出会ったこと
似合う帽子に出会いたい方へ§帽子選びのしあわせレシピ§6日間無料メール講座

この記事がお気に召したら、いいね!お願いします♪

最新情報をお届けします

帽子プロデューサー みすみ

★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
ニュースレターはこちらへ。

コメントを残す





日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ブログ一覧へ戻る