魚谷山にのぼってきました。 その3
さて、レリーフから頂上までは歩きやすかったものの 木立の中で道がよくわからない、という困ったこともありました。
が、 3時25分、なんとか頂上に着きました。
レリーフから頂上までは45分でした。
今回も前の釈迦岳と同様、見晴らしのよくない、ネコの額のような場所でした。(笑) ベンチとかもなんにもない。。。。
出発が遅かったので、ゆっくりすることなくすぐに歩き始めました。
行きのルートは薄暗がりでは危ないので、帰りは 遠回りでしたが車の轍のあともある林道を通って帰りました。
途中の光景。
近くのバス路線は3月に廃止になったそうですが、バスが通っていたようなところまでたどり着いたら そこでタクシーを呼ぶ予定でした。 そこまではまだまだ遠かったし5時も過ぎていたのですが なにせ普通の一般道だったので 、迷う心配はないという安心感で、張り切って歩いていました。
だんだん人里にはいってきました。山道を歩いていて、民家が見えてくるととてもうれしくなるものです。
雲ヶ畑という地区で、 人の家の軒先を見たり、畑仕事をしている住民をみたりして歩いていると・・・
“すみません、どこから帰る予定なんですか?” と、女の人から声をかけられました。
??と思いながら説明すると。。。
なんと、この一本道の先で山火事が起きて、道路が封鎖されているというのです。
ええーーっっ
近くの住民の方も集まってきて話の輪がひろがっていきました。
それによると 山火事はタクシーを呼ぶはずだったところより手前で起きていて、 そこを通りたい人は右京区の山の方へ 迂回してくれという指示がでているらしいということでした。
とりあえず私たちは様子を見に車で近くまでいくから 乗っていきませんか?と言われ、ありがたく車にのせてもらいました。
非常線のところで警官と車越しに話しましたが 私たちと話しながら無線で常に情報を聞いている様子で 、会話しているはずなのに目がこっちを全然見てないので かなり不安になりました。
車はダメだけど人は通れるらしいことをやっと聞き出し、一安心。
よかったーー
もし通れなかったら。。。
徒歩で迂回の道は無理。火事も鎮火の見通しはなさそうだし、 車にのせてもらった上に彼女たちに一宿一飯の恩義をおねがいしなきゃ いけなかったかもしれません。
車の中の会話はテンポよく元気で、日本のおかあさん、みたいな方たちでした。 ほんとにありがたかったです。
火事現場の横は通るだけならいいけど野次馬はご法度ということで、 消防活動の邪魔にならぬよう、すみやかに歩き去りました。
山火事というものを初めてみました。
あまり木の生えていない急斜面の山のところどころで 火の手があがっており、たくさんの消防隊員が 急斜面に貼り付くようにして消火活動をしていました。
よく、あんなところに、、、とおもうような場所です。
もの凄い火事には見えなかったけれど、 夜まで鎮火しなかったそうで次の日の新聞に載っていました。
原因は不明ですが今の季節乾燥してますからね。 気をつけましょう。
そして消防隊員のお仕事にも尊敬の念を新たにした出来事でした。
そんなこんなで今回はハプニングがあったので 行って帰ってどのくらいの行程だったかはいえないのですが (叡電貴船口駅に降り立ってから タクシーを呼ぼうと思っていたバス停までおそらく6時間くらい)
ひとついえることは。。。 山には早めに登り始めましょう!!・・・
魚谷山にのぼってきました 完
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★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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