中原淳一展に行ってきました
中原淳一展に行ってきました。 中原淳一、という名前は竹久夢二とペアで覚えていました。 今回仕事上のご縁があったおかげでチケットをいただき 行って来たのですが 中原淳一という人がこんな多才な人とは知りませんでした。 画家、デザイナー、編集者、その他にも3つくらい肩書きがある方でした。 毎日の平均睡眠時間は2~3時間、睡眠不足という感覚も忘れてしまった、 とビデオで言っていました。 女性が美しくあってほしい、という思いがすべての作品に貫かれていました。 そのためには理智の目で自身を眺める必要がある、ということばが印象に残りました。 さて、例の帽子はどこに・・・?
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私はこの展示会で使われると思っていたのですが ありませんでした。 もしかしたら使われなかったのかも、という可能性も考え 記念に(?)グッズを買いました。
中原淳一は1913年生まれ。生誕100周年を記念して京都タカシマヤでは今 全館で“乙女魂”というテーマが繰り広げられています。
“乙女魂”って、いうテーマ、すてきですねー “中原淳一”にあわせてレトロなロゴになっています。 全部漢字でインパクトもあります。 こういうコトバを考えるのはコピーライターだと思いますが こういう仕事、楽しそう! “乙女魂”のサブテーマは“キュンとする、カワイイを集めて♪”です。 きっと、句点を打つかどうか、“を”を入れるかどうか、考えたんだろうな、と思います。 ちょっとむかし風のキュンとくるカワイさが各階にあって、楽しさいっぱいでした。
そして服売り場。 フレアスカートや60年代風ワンピースなど どこかレトロで乙女心をくすぐるしかけがいっぱい。
かさ売り場がかわいい! 中原淳一が考えた少女のための机もありました。
引き出しがたくさんあり、洋裁や手芸をするのに便利なように工夫がされています。 いいなあ・・・
はいったカフェには乙女のメニューもありました。 どこかにあるだろう、と思いながらずっと降りてきましたが どこにも・・・ないっ
とうとう1階に下りてきました。 1階玄関はユトリウムという名前の広場になっていて
中原淳一デザインの服が買える 期間限定のショップ“それいゆ”もありました。
絵の中の花を再現したコサージュたち。 お見事! と、そこで今回のお仕事の話をもちかけてくれた方に出会いました。 “あの・・・どこにあるんでしょうか?” とおずおず問いかけたところ、“まだ見てないの?あそこよ!” ぬあんと、四条通沿いショーウィンドーにありました!
帽子にはきれいなサテンのリボンが飾られていました。
そしてこのスタイル! ブラウスの質感、ギャザーの取り方、ドレスのタックの分量 どれをとってもためいきがでそうな美しさでした。 この絵のドレスがこんな長いものだというイメージは なかったので、意外で面白かったです。 あまりにもうれしくて、その場にいた人に声をかけ、 おしゃべりで盛り上がりました!! 中原淳一の絵はたくさんありますが きれいな青とストライプ模様、 そして大きなひまわりのモチーフのインパクトと 少女のはかなさが対照的で 特に印象的な絵です。 この帽子の青は、渾身の力で帽体を染めたものです。 お手本がないまま(渡されたのはカラーコピーでした) 私の感性で仕上げました。 このショーウィンドーにあるのを見た今、大満足です。 元少女たちが撮影しているところを撮影
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★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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コメントありがとうございます!
ほんというと、すこし濃くなりすぎたので
何度もお湯で洗いました。[絵文字:i-229]
ぬれているときは濃く見えるけど
乾くと薄くなるのでその辺のさじ加減は経験かな。
帽体が1枚しかなかったので
失敗しなくて本当によかったです。。。[絵文字:i-178]
渾身の力をこめて染めた青色をぜひ見てみたいです。お仕事のすばらしい機会を与えられて、本当によかったですね!