やかまし村の春・夏・秋・冬
この映画はリンドグレーン作の子供のお話の映画化です。
リンドグレーンといえば、“長くつしたのピッピ”が有名です。
昔、NHKの少年ドラマシリーズでやっていましたよね。
大好きで欠かさずみていました。
ピッピの声はキャロライン洋子でした。
でも、映画版ではなぜか岸田今日子になってびっくりしたものです。 (記憶違いだったらスミマセン)
この映画はこれといったストーリーはないのですが ひとむかし前のスエーデンの子供たちの四季が丁寧に描かれていて 見るだけで心いやされます。
主人公リサの一番上のお兄ちゃん、ラッセです。
いうことを聞かないで氷の池に落ちたり 学校の先生にいたずらしたり、愛すべき少年です。
ブリム部分も耳あてと全く同じでやわらかそうな、あったかそうな帽子です。
クリスマスにもエイプリルフールにも同じ帽子をかぶっています。 寒い季節が長そうですねーー。
オッレの妹でやかまし村で最年少のシャスティン。
1歳くらいだと思いますが、こんなに小さい子でも 本格的な毛皮っぽいマントににおそろいの帽子。
ずいぶん大きなポンポンがついています。
聖霊降臨節(5月くらい)になってやっと、真冬の帽子から卒業です。
大人はパーティーに行きます。 おめかしをしてよそいきの帽子をかぶって馬車でおでかけです。
お母さんの帽子がおしゃれですね。 クラウンが深めのクロッシェにフロント部分にバックルのあるデザイン、 ブリムのカーブ、魅力的な帽子です。
すなおにベレーをかぶるのもかわいいですね。
とくに一番下、バンド(サイズ元立ち上がり部分)と、てっぺんに ポッチのあるベレーをまっすぐかぶるのは、どんぐりみたいでかわいいです。
リサのこの帽子が印象的でした。
カーテンみたいな、金色の模様のある生地です。 どこから見ても形もかわいくて、お下げ髪にぴったりです。
しぶい色が風景にあいまってもいるし 赤ちゃんのきれいな肌をひきたてています。
こちらも大きなポンポンがアクセントです。
こどもたちの年中行事がたくさんでてきて魅力的なシーンをご紹介します。
クリスマスのご馳走をつくっているところ。
これはまじめな帽子なのかわかりませんが 麻袋をかぶっただけ、みたいな帽子がシェフのようです。
帽子とは関係ないのですがクリスマスパーティーの様子です。
大人も子供も手をつないで歌を歌いながらツリーのまわりをぐるぐる。
ブログに羽根を染める話をかきましたが、 それがたまたまこの映画の中にでてきたのでご紹介します。
イースターに、ニワトリの羽根を染めて飾りをつくっているシーンのようです。 木の枝にくっつけてかわかしています。
なんだか楽しそうでうらやましいですね。
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★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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