寿々むし速報
なんとうちの寿々むし、きのう(5月12日)鳴き始めました~
1匹だけ大きい、コレだと思われます。
はじめは鳴くのが下手で、ジジ、ジジ、と、練習するものですがこれは最初から上手でした。
とうとうココまで来てしまいました。
(通常寿々むしは6月くらいに孵り、9月くらいに鳴き始めるといわれています。)
「なんとゴールデンウィークに卵から孵り始めた!すごい!」
なんて言っていたのはだいぶ前。
数年前からあまりにも早く(前年の秋ごろ)孵りはじめ、それが年をこしたとかだめだったとか
という話題になっていました。でもそれはほんの何匹かの話でした。
それが今回はたくさんのちいさな寿々虫たちがふつうに年を越しました。
なぜにそんなたくさんだったかというと___
実は去年5月、あまりに増えすぎた寿々むしたちを野に放ちてこようと
大きめの紙袋に直接寿々むしを入れ、それをビニール袋にいれて用意していました。
しかし都合で行けなくなり、何日かうちにそのまま置いていました。
そんなある日ふと
もしかしてこれ、このままで飼えるかも・・・・
と思ったのです。
というのは寿々むしは暗いところが好き、
そして、木や紙でついたてのようなものがあるとよろこんでそれにとまっている、
けれどビニールやプラスチックなどつるつるしたものは苦手であまり登れないという特徴があります。
このビニール袋入り紙袋、この条件を満たしているじゃありませんか!
それに上がオープンなので通気性もあります。
あとは土をどうするか。
それは鈴虫寺を見習って、深めの食品トレーのようなものに入れて底に置くことにしました。
そして推定500匹くらいはいそうな寿々むしたちをこのまま飼っていたのですよ!!
こんなかんじ。去年5月30日の写真です↓
一番心配だったのは小バエ。でもなぜだかほとんど来なかったです。
紙袋が深めだったので餌かえが面倒だったこと以外はなにも問題なく過ごしました。
そして10月になる前に全部死んでしまいました。
その間、土を月1回くらいトレーごととりかえ、冷蔵庫に保存しておりました。
土には卵が産み付けられています。
それを時間差で冷蔵庫から出していき、家の中で一番暖かいであろうところに置いて
”1年中鈴虫のないている帽子屋さん”をめざすべく経過観察をしていたというわけです。笑
日付を付箋に書いて、いつ冷蔵庫から出した土のものかわかるようにして小さな虫かご3つにいれていました。
そしたらすぐ、卵からまた次の赤ちゃんがうまれはじめたのです!
秋に生まれた虫は寒さのせいで成虫になることなく死んでいくのですがなにしろ次々と生まれてくるので
いつも虫かごの中は小さな寿々むしがいるという状態で最近まできてました。
そして暖かくなるにしたがってその中で成虫まで生き残るものが出始め、
とうとうその1番さんが今鳴いている、というわけなのです。
鳴き始めは2012年 6月20日
2013 年 6月4日
2014 年 5月23日と、着実に早くなってます。。
寿々むしが生きている長さも長くなっているし”1年中鈴虫の鳴いている鈴虫寺”に1歩ちかづいたかな~?
*万一、この寿々むしや鈴虫寺に関するエピソードに興味を持たれた方はこちらをぜひお読みくださいっ
もっとシステマティックにできればいいのですが、住宅事情その他の関係で
さずがにむずかしいです。(28年かかるはずだ。。。納得)
しかしこれからどうしよう。
すでに800匹は孵っているんですけど。。。
気が向いたらまたご報告します!
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★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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