ハイリー・ハッター
折田先生像を撮りに行ったときにはずみで入手した冊子の表紙です。
ぎゃはは。うまい!
と、何人かの人に見せましたがピンと来ない人もけっこう意外にいるので解説をば。
”ハリー・ポッター”と掛けているのですよ。これね!↓
”はいりーはったー” → ”(京大に)入りはった”、といいたいわけですな。
京大受験生の応援誌ということでお役立ち情報が満載でした。
。。。と、おもしろ写真ということで終わる予定だったのですが
次第にふつふつと疑問が湧いてきました。
京都人はこういう場合、 ”はいらはった” と言っているような気がする。。。
~はる、というのは関西弁だと思いますがたとえば
~してはる、というとき、京都では ~したはる、と言っています。
なのでこれも ”はいらはる” なのではないかと思ったのです。
そこで早速、生まれも育ちも京都という京都の原住民、kyoshugei
様に聞いてみることにしました。
久しぶりにブログをのぞいてみたらなんと、京都検定1級に合格したということじゃないですか!!
おめでとうございまーす!なんとよいタイミング!
そして
きくとやっぱり、“はいらはった” でした!!
ついでに大阪とかでは “はいりはった” 、っていうの?と聞いてみたら
大阪のことはわかりましぇんとのことでした。
ネットでしらべてみると関西弁もいろいろあるようでして、ややこしくて気が遠くなります。
すぱっとまとめられたらかっこよかったけれどとてもまとめられそうにありません!
なので興味のある方はご自分でどうぞ、ということで。。。
ひとついえることは、あそばさないでください、となにか関係がありそうだということ。
公園=大人が子どもを遊ばせるところ、と仮に定義すると
大人が公園で子どもを遊ばさはる→でも犬は遊ばさはったらだめです。→”あそばさはらないでください”
つまり”あそばさないでくださいは、”あそばさはらないでください”の、”はら”を省略したものではなかろうか??
意見、感想、反論、お待ちしておりますよ!
さて、 ”~はる” に関する京都でのエピソードをご紹介します。
某小学校PTAのとあるママが、京都では ”~はる” ”~はった” があるせいで
子どもたちに正しい敬語の使い方が浸透しないと嘆いておりました。
たしかに、敬語、なのかはわかりませんがもともと目上の人に対することばだったはすなのに
ホント、なんにでも使ってますよ~
子どもはもちろん、動物にまでも。 例 “鳥がえさを狙ってはる”
さらには、モノまで。 うーー例が思いだせない、でもホントです。
京都弁、乱れてるみたいですよ~
それよりいいんですか?知の本丸、京都大学でこんなパンフを配っても!
京都なら ”ハイリー・ハッター” じゃなくて
“ハイラー・ハッター” じゃないか! (く、くるしい・・・)
あれ?初めとだいぶノリが変わってきましたね。。。
この辺でやめておきます。笑
この記事がお気に召したら、いいね!お願いします♪
最新情報をお届けします
★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
ニュースレターはこちらへ。
「あそばさないでください」は「あそばせないでください」の間違いだと思うけどなぁ。
それから、「~しはる」というのは尊敬語ではない。日常会話では使うけど、仕事上など公的な場では使わない。同僚との会話ではつこてたけど。
例えば同僚に「ご飯いかはりますか?」とは言うけど、上司には「お食事に行かれますか?」と言っていた。上司に「~はる」は使わない。
「はる」というのは動詞に付く独特の京都弁で、これによりなんとなくやんわりとした雰囲気がかもしだされる単なる言い回しだと思う。
あくまでも私の見解なので、まちごーてたらごめん。
そりゃ間違いだろうけど、間違いに気付かず看板にまで書く??
看板になるまでには複数の人の目を通ったろうに。笑
やっぱり私は”京都人は話し言葉をそのまま書くのに抵抗がない”という説(自説だけどw)に1票いれるけどな!
そうそう、kyoshugeiさま、ぜひともこっち
の記事にもコメントしてよ~
そうか、”はる”は、目上の人には使わないのね。
じゃああのPTAのママさんの嘆きは見当ちがいなのかな?たしか彼女も純京都人だったけど。
ともあれコメントありがとう!うれしかったよー。