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上ル?下ル?未知なるミチ2 ~ ”道→みち”、”店→みせ”  京の読み仮名のナゾ~

・・・さて、京都マチナカでの私用は終わりました。
今日はこれで帰る予定だったのですが、先ほどの“通り”と“通”の収穫が大きかったので気が大きくなり、急遽もう1つある“ひっかかり”の取材にも行くことにしました。

銀閣寺行きのバスに乗りこみます。

目的地は銀閣寺近くだったのですが、バスの中ですでに被写体出現。
かなり不審な行動だったけど、写真、撮らせてもらいました。

“岡崎道”、“銀閣寺道”、これを何と読みますか?


これ、なんと読みますか?
答えはその下、“Okazaki-michi(おかざきみち)”です。

これも私にとってはかなり違和感があるんです・・・
私の中ではこれは“おかざきどう”です。
近くに岡崎通りという通りもあるのですがどうやら“おかざきみち=おかざきどおり”ではないようです。

“おかざきみち”のバス停近くには岡崎神社があるところをみると、神社の参道を“道(みち)”というのではなかろうか。。。と推測しました!

さて、銀閣寺行きのバスに乗りながら銀閣寺には行かず、 目指すバス停で降り立ちました。



これを撮りたかったんです!
見にくいですが、“Ginkakuji-michiぎんかくじみち”。
これもきっと、慈照寺の参道だったのね。
もうでも、バスの中で“Okazaki-michi”が撮れてしまった今となっては色あせて見えます。
勇気あったなあ、自分。(笑)

京の送り仮名と読み仮名

いやはや、ずっとひっかかってたものを自分なりに 一応整理できてほっとしてます?!

送り仮名系では“通り”、と“通”。
記事を書きながら地図も見てましたが、昭文社の地図では通りの名前はふつうに“通”で統一されていたし、同じシリーズの大阪の地図でも“通”でした。
でも大阪では道路の看板には“り”が入っているんですよねー

道路にある看板でも“り”ぬきバージョンがまかりとおってる のは京都ならではという気がします。
京都のこだわり、でしょうか。
暮しの手帖”が決して“暮らしの手帖”ではない、という類の心意気が読み取れます(?)。

読み仮名系では、“道”をどう読むか。
お寺や神社の参道という自説があってるとして、 もし参道の名前が地名になるとしても、ふつうに“表参道(おもてさんどう)”くらいしか 知らなかった私です。
これは京都風に言うと“めいじじんぐうおもてみち”になるのかしら?
他の都市には京都みたいの、あるんでしょうか。

このごろほとんど旅行に行っていないですが、もし機会あらば目を光らせてみたいと思います。

ついでに読み仮名系でもうひとつ、ぜひともお知らせしたいもの。
今回は道がテーマだったのでここでひっそりと紹介しますが、初めて知ったときは私にとってかなりオドロキでした。
地下鉄四条の近くにある大きな有名デパート “ 大丸京都店 ”。
これなんと読むかおわかりですか?
“ だいまるきょうとみせ”なんです。
“ だいまるきょうとてん ”じゃあないんです!!
これは大丸の心意気なのか京都の心意気なのか?!

・・・と、実は先ほどの“岡崎道”のバスに乗っているとき、
“次は、動物園前~そば処権太呂おかざきみせ前です~”というアナウンスがありました。
そば処権太呂(そばどころごんたろ)には本店の他に支店がいくつかありますが、その支店のひとつ、”岡崎店”は、おかざきてんではなくておかざきみせと読むのですよ。

やっぱり京都の心意気のようでした!?

 

京都では観光地だけでなく、いろんなところでいろんな人がいろんなものを 写真に撮っているのに出くわします。
観光客にとても鷹揚な街なんです。(というか、もう慣れっこ、という感じです)

私も今回街中(や、バスの中)でけっこう写真、撮りましたがおかげで気が小さい私でもなんとかミッションを遂行できました。
ヨカッタヨカッタ

おまけ

まえの記事で親切な返信用封筒を紹介しましたが、こんどは不親切な看板を。

IMG_4407.jpg

烏丸通りより東側の六角通りではこんな看板のオンパレードです。
意味はわかるけど・・・読み方わからないし、手がかりとなる送り仮名もなし。
京都の人じゃなかったらこれを“ひがしいる”とは読めないと思う。
ひがしいり”ですよね、ふつう。(?)

ま、意味がわかるからいいか。

関係ありませんが近くでこんなのも発見。頭にひびが・・スヌーピー、大丈夫か?

反対側はゴジラでした。

次のおすすめ記事 (連想ゲーム バス→バスターミナル)

北大路バスターミナルにて~市井の国際交流in京都


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帽子プロデューサー みすみ

★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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