すず虫寺に行ってきました 中編
烏丸御池からバスに乗って行ってきました。
少し前に平日に行こうとしたことがあったのですが あまりの渋滞に恐れをなして2つ目で降りてしまいました。
でも今日は大丈夫。
お客さんもそこそこ乗っていて、渋滞もなくスムーズに行けました。
この路線、映画村、嵐山、松尾大社を通っていくのです。
有名どころばかりなので、ちょっとした観光バス気分です。
車内では観光客とおぼしきにぎやかな声に囲まれていたのですが 50分ほどで終点、“すず虫寺・苔寺”のバス停に着いたときには 他のお客さん、全員いなくなってました!!
いつもこんななのか?鈴虫寺。
やっぱ冬だしねーーこんなときに行く人なんていないか。。。
見えてきましたぞ。
バスを降りると人がけっこう歩いていました。
みんな鈴虫寺をめざしているようです。
石段の両側は竹やぶや茂み。
でもそこはひっそりとしていて 鈴虫はいないようです。
上に着くと・・・
例のお地蔵さんが建っていました!
そして、たくさんの人。
なぜかお参りするのに行列ができています。
道なりに進むと・・・
おおっ
聞こえてきましたよ。鈴虫の鳴き声。
この奥の講堂からきこえてきます。
拝観料500円を払ったとき、あの行列は一体何ですか、ときいてみました。
そしたら、なにかお守りを中で買って、それをもって願い事をしなければ いけないらしく、お願い事の順番待ちの行列でした。
このお寺ではユニークな説法も聞ける、ということだったので それも楽しみにしていました。
講堂にはいるとびっくり!
エアコンがきいた、暖かいひろーい畳の間に長机がたくさん置かれていて、 お茶とお菓子が並べられています。
お寺で説明をきくときはいつも冷たいところに座っていたので こんな温かいおもてなしを受けるの、感激です!
この写真をとったあとで気づいたのですが ここは撮影禁止でした。
ははは。
ま、このくらいいいでしょ。
かわいいしそ風味のお菓子でした。“寿々むし”。
150人弱くらいはいたでしょうか。けっこうな人数で説法を聞きました。
鈴虫の生態について、からはじまり、このお寺のいわれ、お願い事のやりかた、 そして人とのつながりがテーマの説法を聞きました。
その間中耳にはあのリーンリーンの声。
そうです、鈴虫はまさしく部屋のなか、ガラスケースのなかにおりました。
写真で紹介できないのが残念なのですが。。。
40リットルくらいのガラスケースが10個ほどならび、 そこではまさしく鈴虫が元気よく鳴いていました。
なーんだ! いちばんありがちなパターンだった。。。
部屋の中は4台のエアコンがフル回転。
これ、鈴虫のためのエアコンだそうで、そのおこぼれに 人間があずかっているんだそうです。(笑)
説法をきいたあとは鈴虫見物。
でも食らいつくように見ている大人は私くらいで すぐにみなさん行ってしまいました。
みなさんのお目当てはズバリ“お守り”。
“幸福御守”という黄色いお守りを300円で買って、 お地蔵様へと急いでいました。
お地蔵様は普通は裸足なんだそうですが、このお地蔵様は草履をはいています。
お地蔵様のほうが歩いて願いをかなえにきてくださるのです。
だから、住所と名前を名乗らなければいけないそうです。
転居したときのやりかたや、他のひとの分までお守りを買ってあげた場合の手順、 願い事がかなったときはどうすればいいか、とか、さきほどの説法の 中でくわしく説明がありましたよ。
この記事がお気に召したら、いいね!お願いします♪
最新情報をお届けします
★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
ニュースレターはこちらへ。
コメント、ありがとうございます!!
このコメントのおかげで後編を書くのにも力がはいりましたよ!
興味をもってくださり、ありがとうございます。
いろんな疑問の回答は、後編にてどうぞ。
“秋になったらどうなるか”の答えだけは、今後の課題としますね。
鈴虫を10年飼い続けてる・・・改めて頭が下がります。
前編から興味深く一気に読ませていただきました。お地蔵さんと鈴虫に何か関係があるのかしら・・・?
素敵な当て字のお茶菓子、私もいただきたいものです。
秋になったらお寺の境内に放し飼いにされるのかな?
後編も楽しみにしています。