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映画のなかの帽子

幸福の黄色いハンカチ

 

この映画、1972年制作なので70年代ファッションがたくさんでてきて楽しいです。

帽子もかなりでてきてますよ~

 

まずはこれ。ロードムービーの象徴みたいな車の中のシーン。

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武田鉄矢は合皮みたいな赤いカウボーイハット。

同じ赤系のバンダナとグラスの大きいサングラスが楽しい。

桃井かおりのは6まいはぎクラウンの帽子です。

 

桃井かおりもこのシーンではサングラスをかけています。

70年代の雰囲気がプンプンしてます。黒いあごひもがいいかんじ~ww

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この6枚はぎの帽子はメトロハットともいうようで、小学校の制帽なんかにも多くて

普通の帽子ですが、桃井かおりがかぶるとなんだかおしゃれに見えますね。

ブリムを折り返したラインがきれいです。

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よこっちょに小さなポケットがついています。

 

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この人の帽子もメトロハットですが、真っ赤な帽子のアクセントに白いラインが入っているのが

宇宙服ファッションを思い出させます。

 

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メトロハットといえば、この人も!

ここまでブリムが短くなるとやっぱり小学生風になります。

これ、健さんが出所して初めて味噌ラーメンと餃子とビールをのむラーメン屋です。

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この人、健さん(あ、役名は島勇作です)の向こう側でラーメンを食べてるんですよ。

帽子をかぶったままで。

今どきは帽子かぶったままでも何してもいいという風潮があるように感じますが

このときもそうだったんでしょうか。ちょっと違和感感じます。。

 

健さんのこの帽子はなんだか懐かしい、このごろあまり見ないニット帽です。

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サイズ元部分に折り返しのある、浅めの帽子です。

春といっても北海道はまだまだ寒いですからね。

昔、登山用の帽子でもこんなのありました。この折り返しの部分をブリムをよけて

下に下げていくと顔全体を覆って、目だけ出るみたいなのが。

これはそれではなさそうです。普段つかいの帽子。よく似合ってます!

 

しぶい役の健さんですがあどけない表情のショットをおまけでひとつ。

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70年代ファッションといえば

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このスタイルがかわいかった!ロールアップした細身のサロペットにしましまソックス、カバンもかわいいです。

 

チューリップハットもたくさん出てきます!

どのシーンかわかるかな??

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クラウンとブリムがわかれていなくて一続きになったものをチューリップハットといいますが

この、トップクラウンがなくてしかもエッジがひらひらになっているのはいかにも70年代風。

大阪万博のころに流行ったみたいです。

 

この、倍賞千恵子の、マフラーの「真知子巻き」も一時流行しました。

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まきものといえばほかにご婦人方の三角巾も出てきます。

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こういう衛生というよりファッションぽい三角巾スタイル、あったわ~

 

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警察署のシーンでは渥美清がでてきます。

 

その他、倍賞千恵子、そして山田洋次監督といえば。。。

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この最後の感動的なシーンのあの音楽ですが。

♪ チャーン ♪ のあと、つい、

チャラララララーララー・・・と、男はつらいよの音楽が頭の中に響いてしまうのは

私だけではないはずだ!

 

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帽子プロデューサー みすみ

★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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