trimming帽子のかざりのおはなし
帽子のかざりのおはなし

京都のおすすめショップ vol.1 ~ボタン屋さん エクラン~

やっと緊急事態宣言が解除されて、ほっと一息。
ようやく京都にいらっしゃいませ~と言えるようになりました。

ということで、今まで温めてきた企画です。

京都に来たらぜひ行ってほしいお店
第一弾は ”ボタン屋さん「エクラン」”です。

京都市役所のすぐ裏、寺町通り沿いにあります!

フィリピンの貝ボタン!?

エクランのこのボタンが大好きで、ベレーにつけていました。
オーダーが入るたびにつけていてうちにある分は先日とうとうなくなったので
ボタンはもうなくなった、と
書いておいたのです。389.大人の二ットベレー

でももしかしたらお店にはまだあるのかも。
と思い、市役所に用事があったとき
エクランに寄ってみました。

そしたらまだありました!
そして最後の2個を購入。(正確には見本があと1個ありますが)


見てください、このボタン。
この玉虫色の部分は貝です。
貝の内側を一枚一枚剥いでボタンに貼り付けています。
それにプラのような素材の爪状のものが付いていてなんともきれいです。

貝はフィリピン産で
ヨーロッパの職人がフィリピンの人にボタン作りの技術を教えて作らせたものなのだそうです。

記念にボタンの箱と店主の本間氏を写真撮影。

ボタンの数が百万個!?

それにしても見てください!

ボタンだけではなくて
バックル、リボンなども有ります。

このボタンたち、一体いくつあると思いますか?

100万個なんだそうです!
たぶん世界一だと思います。

ココだけでなくて本当はのれんの奥にも、そして実は2階にもボタンがぎっしりなのです。
(2階は普段は閉まっています。)

大体素材別になっているので探しやすいですよ。
値段もさまざまですが高いのは1個3万円以上だそうです。
プラスチックに似てますがセルロイドのボタンも高いです。1000円以上します。

どんなボタンが欲しいのかお店の人に言えば
相談にのってくださいますが
眺めているだけでも創作意欲がわいてきますよ~

では今までに私がここで買った変わり種のボタンをご紹介。


一番左のはボタンの中にボタンが入っちゃってます。

しかし京都にはこういう、ボタン屋さんとか、ちゃぶ台屋さんとか、扇子やさんとか、そういうマイナーなものの小さな専門店が多くて楽しいです。
京都の伝統工芸と切ってもきれなかったり、京都ならではの商文化があるんだと思います。

そして情報。
10月19日(火曜日)19:00~ 関西テレビにてエクランが取り上げられるそうです。

店主の本間氏の写真の左側にPHPが写ってますが
今年の2月号にエクランのことが載っていました。
(立ち読みさせてもらいました。)
実は本間氏、とても商売上手なのです。

売れるものばかり売っているのが量販店
売れないものも売っているのが専門店

とおっしゃっていたのが耳に残りました。

ホームページもあります。
エクランホームページ
実店舗はだいたい火曜日がお休みです。寺町通はこんな感じの通り

昔書いた、北山にあるラ・ドログリーも楽しい素材のお店です。こちらもおすすめです。


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帽子プロデューサー みすみ

★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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コメント

  1. マヤ より:

    ここすごいでしょ?前の仕事場の近くで、私も制作物でボタンがある時はいつも利用していました。寺町は奥深いですよーまた一緒に探検しましょう!

    • みすみ より:

      マヤさま
      コメントありがとうございまーす!やっぱり知ってましたか。。!寺町はホント奥が深い。おもしろいですよね。なにしろ梶井基次郎の檸檬ですもんね。50年くらい前にタイムスリップしてみたい~ディープな寺町を教えてください!

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