吉本に行ってきました　前編

南座に引き続き吉本を見に行ってきました。

話はとびますが、 ちかごろのバラエティ番組、あれなんですか？

ただたださわがしいだけ。

あんなのにコメンテーターとしてでているいわゆる芸人は、 自分の身の上話を切り売りしてちょっとおもしろげなコメントしているだけ。

全然おもしろくないのにその人らが何か言うたびに 周りの人は大口開けて手をたたいて大笑い。

さらに追い討ちをかけるように 大きなテロップで言ってることををだしたりなんかして、 騒がしい上にビジュアル的にも醜いこときわまりない。

自分の体型や短所、忘れたい過去などを笑いに転化して 生きていくのはすばらしい知恵である。

しかしあの人たちはそれを仕事にし、お金を稼いでるんですよね？

あのくらいのこと言えるの、 小学校中学校時代にクラスに一人二人はいたぞ。

まして奇抜な格好やちょっとしたパフォーマンスごときで稼ぐなど もってのほかである。

のっけからいつになく激しい口調になってしまいました。

しかし私は日本のお笑い界を本気で憂えているのだ。

何を隠そう私は自他共に認める“お笑いに厳しい人”である。

テレビを観て泣くことはあっても笑うことは滅多にない。

お笑いがおもしろくないこと以上に腹がたつのは 面白くないお笑いの公開番組を笑って見ている若い女の子達だ。

あの子たちは一体普段は何者なのだろう、と思ってしまう。

あんなのに笑うほどに身近に笑いがないのか？

昔“笑っていいとも”の公開生放送を見に行ったことがある。

あれ、先着順に座らせるんだとばっかりおもってたらちがうんですよーー

一番前には見た目かわいい、よく笑う女の子を配置してました。

ちょっとした雇われ人っぽかったです。

つまりそこまでして番組を盛り上げたいわけですな。

だから最近のバラエティのあの有りさまも なんとかして自分たちで番組を盛り上げたい、 という涙ぐましい努力の姿なのかもしれません。

しかしそれにしても面白くない。

こんなの私だけの意見なのかな、と思ってました。

けど今回南座にも一緒に行った相棒も同じ意見でした。 （この相棒ははっきり言ってお笑いにかなり甘い こんな人にまで批判されてどうするよ、バラエティ番組？）

その相棒が一緒に吉本を見に行こう、と言ってきた。

この忙しい年末に、 お金を払って、 わざわざお笑いを、 しかも歌舞伎の次の日に、 しかも大阪まで・・・・

いや、一度ちゃんと向き合わねば批判もできまい。よし、受けて立とう。

ということで行って来ました。

ふー、前置きが長かった。

私が不思議なのはあの芸人という人たちは コメンテーターなどとしての仕事のほかに 芸人としては一体どういう芸をしてるのかってこと。

テレビでそういう姿を一度も見たことない人たちばっかりなんですが。

目的地、なんばグランド花月が見えてきました。

平日なのにダフ屋までいましたよ。 開演40分前、午前中でこの熱気でした。

後編もぜひお読みください

帽子プロデューサー みすみ

★京都の帽子屋さん＊帽子屋ポピンズ　帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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コメント

1. poppins２７５ より:

   2012-1-7 17:56

   あけましておめでとうございます。
   こちらこそよろしくおねがいいたします。
   新年初コメント、すごくうれしいです。
   この記事に関してはもしやブログ炎上か？
   と密かに心配していましたが（笑）
   いまのところ大丈夫です。ホッ[絵文字:i-186]
   同じ意見の人がいてヨカッタ。
   お笑い界がこれ以上堕落しないよう
   同志としてともに闘いましょう！？

   返信
2. kyoshugei より:

   2012-1-7 16:57

   あけましておめでとうございます。
   今年もよろしくね。
   バラエティに関してよくぞ言ってくれました。
   特に年末年始はTVを見る気がしないのです。
   私のお笑いの感覚が鈍ってたわけではなかったのだ。
   やすきよも好きやったけど、カウス・ボタンも好き、Wヤング(初代）も好きやったなぁ、わたし。
   うわっ、年ばれる！

   返信