帽子のご注文のおはなし その2
おまかせといえば、私もこのごろ美容院ではいつもおまかせです。
私はくせ毛で、子供のころから髪型にとても苦労してました。
昔はすこしは気をつかって時間も労力もつかっていたものですが だいぶ前からもう努力を放棄していて、(笑) 私の努力のしなさといったら、ほんとのことは決して話せないほどです。
だから髪型はかなり重要なのですが、半年ほど前にお気に入りの美容師さんに出会えて、ゴキゲンです。
小声で“安田成美風が好き”と言ってはみますが、大声で復唱したりしないので 大好きです。お客の心理をよくわかっている人だ・・・うれしい。
とにかくなにも手入れしたくない、(←改めてかいてみるとコワイ) と訴えるのですが、その美容師さんは手入れしなくてもきまるような髪型にしてくれるのです。
安田成美風といいながらかなり都合のいい話ですね。
最近など、長さからなにからすべてお任せです。(長さまでも)
その方がむこうもうれしいみたいで、切られている間は半分寝ているくらいです。
その美容師に出会う前は、私はいろいろ注文していましたが、 結果的には全く気に入らないことが多かったものです。
多分、私の言っていることを聞きながら私の髪質や頭の形などをながめ、 “これじゃ無理だよお”と、思っていたのかもしれないし、 技術が足りない人だったのかもしれません。
でも、むこうからの提案のようなものはなく、私の言ったとおりのことをやろうとしてくれているのに、 そうなってしまうわけです。
それを考えると、お客様の言ったことをそのまんま聞くのではなくて プロとして翻訳した上で、状況に応じて提案もできるのがプロなのかな、 と思います。
わかっちゃいるけど。。。
失敗も多いです。
でも、よろこんでもらえたときのうれしさは格別です。
最初に書いた母の友達ですが、 もしかしたら義理で注文してくれたのかも、使ってないんじゃないかな。。と思っていました。
けど、機会があって家におじゃましたとき、使いこんだその帽子があって大感激しました。 うれしかったものです。
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★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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