装苑×ミンネ クリエイターズコラボ その4
もう一回反対側にひねったらこんな形になりました。
鳥さんみたいでかわいー
こちらは10まいはぎとしました。
通常の6まいはぎ、8まいはぎのクラウンの帽子は全部中表で縫うのですが
それを中表、中裏、と交互に縫っていったらクリームのような造形ができるはず。
そうなると山は5つはほしいので、幅を狭くしてあとふたつ増やしました。
(写真は5枚ですが10枚要ります。)
それから、素材です。
クリームのようにするにはしっかりした布でないと無理です。
そこでフェルトを使ったらどうだろうと思い立ちました。
さっそくそこらにあったフェルトを縫ってみたらどうやらいけそうでした。
そして
そのころロックミシンにハマっていたので、
せっかくならロックミシンで縫ってみたいと思いました。
縁がきれいに出そうでおもしろそうです。
ロックミシンは薄物やニットなど伸びる生地に適しているので、
ロックミシンとフェルトの組み合わせはみたことがありません。
フェルトに使うとどうなるのだろう・・・という好奇心がありました。
もっとなにか面白いアイディアはないだろうか。。。
そのときふと思いました。
クリームのような帽子はいいとしてもお題は“食いしん帽”。
クリーム帽がなぜ食いしん帽なのか、インパクトのある説明が要りそうです。
そこで”食いしん坊”について、いろいろ考えてみました。
食いしん坊って、「たくさん食べる人」というイメージですが、それだけではない気がしていました。
辞書で調べてみたら“食い意地が張っていること”。
なるほどたしかにたくさん食べるというだけなら“大食らい” とか”大食漢”というコトバと置き換えられそうですが、
”食いしん坊”は“大食らい”とは違います。
量を食べたいというだけでなく、種類も食べたいという気持ちも含まれる気がします。
たとえば“大食らい” といえば、たとえばラーメン屋なんかで一人で大盛りをもくもくと食べている男のイメージですが
“食いしん坊”というのは、みんなでバイキングに入って、わいわい食べている女のイメージです。
おしゃべりは楽しみながらも、他の人の出方も見ながら、なるべく種類を食べる。
しっかり元をとろうとするが、でもたくさん食べているようには見えないような工夫を。。。(って、これ私のことじゃん?!)
まあこういう風に、食いしん坊には単なる”量を食べる”という意味だけでなくて、なにかたくらみ的な意味もありそうですし
なによりコトバそのものにかわいげがあり、女性にぴったりのコトバだと思いました。
なのでちょっとずついろんなものを食べたい、
複数で(といってもごく親しい人たちですが)お店に入ると、みんな違うものをたのんで分けっこするのが大好きな私としては
このクリーム帽にどういう 「ちょっとずつ」 を足そうか考えました。
その流れで思いついたのが“リバーシブル”でした。
白いクリームの裏をひっくりかえせばチョコクリームになる、ていうのはどうだろう?と思いました。
おお、なんだかウキウキしてきました。
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★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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