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装苑×ミンネ クリエイターズコラボ その5

 昔リバーシブルのフェルトというのがあったのでそれを使おうと思い、いろんなお店を探してみました。

でも裏表似た色、たとえば水色と青、オレンジと茶色ならあったのですが

白と茶色は、これは絶対ないな、と断念しました。

表と裏で違う色のフェルトというのは、違う色の羊毛をくっつけて作ります。

厚みは均等にしにくく、薄いところや厚いところができてしまうので

似たような色同士でないと難しいのだと思います。たぶん。

 

リバーシブルの生地は無理だとわかったので

自分でリバーシブル仕様にするしかなくなりました。

まず白いクリームと黒いクリームをつくって重ねようと思いました。

しかしふにゃふにゃになりそうな予感が。

 

なので

1つ1つの型紙を白と茶色を抱き合わせにしたもので作ってみることにしました。

 

左は1枚のフェルト。右が抱き合わせにしたものです。

cream3b

2重になると、分厚くてむずかしー。

 

 

クラウンは一旦置いておいて、ブリムにとりかかることにしました。

さて、スプーンをどうしよう。

最初からスプーンのようになっているものはないかと調べていたら。。。

結婚式で、ファーストバイトなるセレモニー(?)があって、それ用の巨大なスプーンがネットで買えることを初めて知りました。

 

こりゃいいわ!

と思いましたが___

素材を見ると、簡単にカットできるようなものではなさそうです。

いちかばちか買ってみるには高い(1万円くらい)買い物だったのでやめました。

 

ということでやっぱり作ることに。

少し四角いクリームスプーンのようなスプーンがうちにあったのでその形を見ながら型紙作り。

 

cream1b

 

そしていつもブリムを作るときの要領でやっていきました。

カッターではきれいに切れないと思ったのでアートナイフで

1ミリ厚のプラ板2枚を注意深く切り出します。

もう少し厚みがほしかったのでもう一枚、同じ型紙でソフトなプラ芯を切り出し間にはさみました。

その3枚どおしをとめるのに、ボンドや両面テープを使いました。

 

そして、金ピカのスプーンにしたかったので

合皮のような生地を使いました。

厚みの部分は、ゴールドの太いバイアステープというのがあったのでそれでくるみました。

ふわっとなるようにしたかったのですがのバイアステープ、生地がうすくて

そあまりきれいではなかったので、

プラ板を切った角に手芸用の両面テープを貼りました。

幅3ミリのテープなのでピンセットを使って根気よくやりました。

でくるみ、その上からステッチしました。

そしてバイアステープの上からミシンでステッチ。

これがうまくいかなくて大変な思いをしました。

 

 

 さてクラウンです。

 

抱き合わせの2重の生地を使い、リバーシブルになる方法を

あれやこれやと考えました。

クリームの先っちょは、閉じていたらリバーシブルにできないことをあらためて確認したので

上はオープンに決定。

また、下もオープンにしないとブリムをはさみこむことができません。

そんな構造と縫う順番を考えるのに試行錯誤しました。

 要するに、真ん中あたりだけ二重になっていて、上と下は白いクリームと黒いクリームが独立しているという構造物を作ったわけです。

 

 

cream2b

 

 

 

 

 

P1100588b

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帽子プロデューサー みすみ

★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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