ギタリストの帽子　～コミカルな帽子

ステージ用の帽子をオーダーしていただきました。

帽子好きな方ということだったので、それではステージ以外でも使えるものがいいですかと

お聞きしたところ、いんや、ステージのみ！ときっぱりお返事をいただいたので張り切って作り始めました。

帽子は同じバンドの方からのプレゼント。

プレゼントする人にどんなのがいいか相談したところ

”コミカルな角がついているのなんかいいかも”とのメールが来ました。

”角”を”カド”と読んでしまった私は？？？でしたがあとできいて納得。

前バンドでワンピースの扮装をしてステージをしたことがあるとのこと。

そのときチョッパーになったそうで、なるほど、ああいう　“つの”　のことね、とわかりました。

さて素材をどうするか。

黒が好きな方ということでしたが黒一色ではコミカルというより怖い感じになりそうです。

なので黒×茶のブレードを使うことにしました。

角はちょっとしたチャレンジをしてみました。

つまり、ブレードを巻きながら途中で角を作ってみるってできるかな？？と思ったのです。

無理だったら、あとから角をくっつけるつもりでしたが・・・

できちゃったーーーー！

裏から見たらバラのようになっていました（笑）

最後のトリミング、だいぶ試行錯誤しましたが・・・

ネットでゴスロリ系のお店から注文した商品からワッペンだけをはずして拝借。

それだけでは厚みが足りなかったので厚いピカピカの茶色の牛革に貼りました。

それを本体につけず、チェーン4本で巻きつけてあります。

チェーンはくさり1個分でもニュアンスが変わってくるので長さ決めに苦労しました。

この帽子、とてもクラウンが高いのと、くるんとなったブリムが普通じゃない、

コミカルなステージ用帽子になったと思います。

帽子プロデューサー みすみ

★京都の帽子屋さん＊帽子屋ポピンズ　帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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