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帽子のご注文のおはなし

ユーズド感のある帽子 ~ヴィンテージって?

 

 

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 帽子のオーダーをいただきました。

ご自分のビンテージのジーンズを使って帽子を作ってほしいとのことでしたが

すみません、持込の生地は基本的にお断りしていますとお伝えしました。

それならば“ビンテージの生地で~”ということになりました。

 

やり取りの中でビンテージ、ダメージ、ユーズド、といろいろなコトバが出てきてごっちゃになりそうだったので

この際だからと調べると、ビンテージとは古いだけでなく、古くて価値のあるものを指すようです。

ビンテージのジーンズはあるでしょうがビンテージの生地というのはあるのかな??

私は見たことはないです。

話はそれますがこの解釈でいうと”ビンテージ加工”っていうのは変ですね。

それは単なるダメージ加工のことだったりしないのかな??

 

話を聞くとそのお客さまは新品ぽいものではなく使い込んだかんじのものがご希望だということがわかり、

普通のジーンズ生地にダメージ加工をほどこしたものでokということになりました。

上のほうがすぼまっていない形の帽子が似合うとのことでサファリハット風の帽子になりました。

ダメージ加工といえば

石と一緒に洗濯機に入れて洗濯するというのがありますがそれは無理なので(笑

カッター&紙やすりで、指定の場所にダメージをいれていきました。

 

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 60番の粗いやすりでこすります。

できあがったものをただこするだけなら簡単なのですが

こすってうすくなったところから見える模様、そしてそれを押さえたかのようなミシンステッチとの

デザインの兼ね合いを考えながら作っていかなければいけません。

失敗して何度かやり直しました。

普通の帽子のときは慎重に糸をぬいていくのですが

これはもともとこんな帽子なのでなにも考えずにバンバンやり直しができてよかったですw

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エッジにはアルミワイヤーも入れました。ワイヤーがちょっと見えてます。

 

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帽子プロデューサー みすみ

★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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