ハワイちょっと帽子旅 後編 ~人の温かさが身に沁みました~
今回の旅は
行きの飛行機に乗った瞬間から
両親と無事に帰国することを夢見た旅でした。
自分の行ってみたいところは二の次のつもりでしたが
ホテルがワイキキビーチのすぐそばでロケがとてもよかったこともあり
蓋を開ければ4泊のあいだにけっこう
いろんなところに行ってましたね。
沖合にある浅瀬でいわゆる「天使の海」と呼ばれているところ、
夕日を愛でるクルーズ、
パールハーバー、
ダイヤモンドヘッド、
アラモアナセンター、
そしてハンセン病患者に寄り添ったダミアン神父の像も見てきたし
日本人教会の礼拝にも出席しました。
でも観光もよかったですが
一番心に残ったのは人との出会いでした。
ワイキキビーチでのできごと
ワイキキビーチに行ったときのことです。
波打ち際で三人で写真を撮ろうとして
あたふたしていたら
近くのパラソルの下でそれを見ていた
アメリカ人夫婦の女性が
写真を撮ってくれました。
お礼を言って、父と二人で海に入ろうとしました。
そしたらまだほんの波打ち際で二人とも波に足を取られて
ひっくり返ってしまいました。
父は大きな浮き輪に入っていたので
立ち上がらせるのが大変。
そしたら先の女性が今度は夫婦で
助けに来てくれたのです。
そしてそれだけでなく一緒に海に入ってくれました。
その男性によるとそこは沖に行くほど浅くなっているのだそうです。
大丈夫、一緒に行こう、と言ってくれました。
浮き輪を三人で支えて、時折来る大波に
Yeah! Wooo!
と叫びながらジャンプしながら歩きました。楽しかったです~
沖合の浅瀬では人がたくさん遊んでいて楽しそう。
それまで結構歩いたのでもういいだろうと思って父に聞くと
「まだ行く、あのみんなが遊んでいるところまで~」
と言うので(笑)行きましたよ!
“He’s brave” と言われました。ははは
そして父がもういい、と言うまで沖に行き、帰ってきました。
浜に着いたら焦った形相の母と
パラソルのレンタルショップの店員さんが待っていたのでハテナ?
どんどん沖へいってしまう私たちに
母は仰天して、レンタルパラソルのお兄さんのところへ
連れ戻してくれるよう頼みに行ったそうです。
どんどん深いところに行っているんだと思ったにちがいないし
父は体が弱いので心配だったんでしょう。
よろけながらレンタルショップに駆け込んで
拙い英語で助けを求めたそうですがその姿を想像すると笑えます。
私も若干心配だったのですが
アメリカ人夫婦を信じて行ってきました。
本当に浜辺のちょっと深いところを過ぎたらだんだん浅くなりました。
父も楽しんだようで本当によかったです。
その夫婦はカリフォルニアから来たそうですが
向こうにも海はあるけど冷たい。
青い空と青い海、白い砂浜が好きでよくハワイに来るとのことでした。
ハワイではそれほど英語をしゃべる機会もないし
現地の人や他の旅行者と交流するチャンスもないのですが
そのアメリカ人夫婦とたくさん喋れたし
思い出すだけで心が温かくなります。
また、他にも地元の人からたくさん親切にしてもらいました。
高齢の両親がいたからではあるのですが
彼らは人に親切にするのに
全然ためらいがないんですよね。
本当にうれしい、心温まる旅でした。
シニア世代と行くハワイ
海外に高齢の方を連れていくのには
ハワイはとてもいい行先だと思います。
空港はとても広くて迷うので、たとえ歩けても車いすをお願いするのがおすすめ。
(チップはお忘れなく。
私たちついチップを渡し忘れてしまいました。)
観光タクシーを利用すれば効率よく観光地もめぐることができます。
ホテルの車いすは数が少ない上にホテルの敷地内しかダメだったので
そこまでおすすめしません。
飛行機はやはりエコノミーじゃない方がいいです!泣
せめて前に席のないゆったりした席にしてもらってくださいね。
また、ワイキキ周辺は日本語の案内がたくさんあるので安心です。
わからなくても周りは日本人だらけなので聞く人もいますよ。
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ハワイちょっと帽子旅 完
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★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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