大人のニット帽の選び方 ~素材・色・形で選ぶ帽子~
インフルエンザが猛威を振るっているようですね。
毎年1月末は要注意です。。
さて、この寒さの中ニット帽をかぶる人が多いですが
年齢が上がるにつれ避けた方がいいニット帽があるのでお知らせしますね。
ハイゲージ と ローゲージ
ここでいうニット帽とは毛糸を編んで作るもののことをいいます。
どんな太さの糸で編むかによって印象がだいぶ変わりますよね~
細い糸で編んでいるものがハイゲージ、
太い糸で編んでいるものがローゲージ
とザックリ考えるといいと思います。
太い糸で編むと
基本のメリヤス編みだけでなくケーブル編みなどゴツゴツした
編み方をしたくなるのが人情です。
太い糸の編み地は素朴な印象なのが持ち味ではあります。
なのでそれをさらに強調すべく、
グレーとかカーキとかの色で編んでいるものが多いですよね。
こういうものはたしかにかわいいです、若い人がかぶる分には。。
しかし
ある程度の年齢の人がかぶるときは要注意です。
顔の周りにくすんだ色のものや、ゴツゴツした影の多いものを持ってくると
顔がくすみますよ。
きれいな色のものや、ゴツゴツ感を強調しないものの方がいいです。
それが無理ならハッと目を引くアクセサリーをつけてみてください。
ニット帽の形
また、ニット帽の形にも注意が必要です。
メール講座やそのほかにも書いていますが
帽子にはハッと目を引く要素を入れることが大事です。
形でいえば
丸くないものがハッとする要素なんです。
丸い顔があって、その上に続く頭の形といえば
普通はその延長線の、顔の輪郭と同じような丸いものを思い浮かべますよね。
そこに丸くないものがある、
それが
“ハっとする要素”なんです。
なので
こういう長い帽子とかベレータイプはいいですね。
あんまりピンと来ない方はこの写真を見たら
納得すると思いますっ
私が言いたいことわかっていただけました?笑
ゴツゴツしたローゲージ、
くすんだ色
頭の形に添った丸い形。
この3拍子がそろったニット帽はこのように見えているということです。
でも、こういう帽子を持っていたらすぐに捨てなさい
という意味ではないです。
こういう帽子は自分の存在を消したいときにはいい帽子です。
(ゴミ出しのときとか
芸能人が姿をくらます時とか。。。笑)
でも自分を素敵に見せたいときは
やめときましょう。
帽子選びは
素材、色、形、
この要素で攻めていきます。
くわしいことはメール講座に書いていますので
ぜひご登録ください!
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★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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こんにちは!
今回ご指摘のようなゴツめの帽子を、せっせとプレゼント用に編んでいる真っ最中だったので焦りました。
派手な中細のソックヤーンに極細のモヘアを合わせて、合太程度にして編むのがマイブームです。色あいも柔らかくなり、何しろモヘアの肌触りがよく、とても暖かく仕上がります。
寒い地方のご年配の方が、フリー素材の写真のような暖かそうな帽子を、普段着のように気負わず(?)被っていらっしゃるのにも憧れる、中年の域に達してしまった私です。
記事を参考にして、若い方向けに編む場合は、ハッと目を引くような形、色を取り入れていきたいと思います!!
送信したあと、間違いに気が付きました。最後の文は若い方向けに編む場合でなく、ご年配の方向けに編む場合ですね。申し訳ありませんでした。
あはは。
気負いのない帽子。そう言えばいいのか。。。メモメモ
でもああいう帽子は顔のくすみに同化して年相応に見えてしまうので
若々しく見せたい場合はご参考にしてくださいね。